地中海沿岸の優雅な香りを今に伝えるハーブの女王！ ポプリ、ハーブバスなどに利用し、精神を安定させます。

学名	Lavandula angustifolia
和名	信正ラベンダー
科名・分類	シソ科ラバンデュラ属ストエカス系　/　常緑低木
原産地	地中海沿岸
まき時	４～６月
花どき	６～８月（翌年）
収穫期	６～８月

シソ科の常緑半灌木で、地中海沿岸の原産。高さは30cmぐらいから、60～90cmぐらいで、頂上に穂状をなして、青紫色の小花をつけます。すばらしい香りの花は、まさにハーブの女王であり、この花を蒸留して芳香ただよう揮発性のラベンダー油をとり、香辛料・薬用とします。 タネまきの適期は4月下旬から6月。水はけのよい石灰質の土で、養分は少なくてよく、多湿を嫌うため、日当たりの良い場所で栽培管理をします。うすい液肥か、少量の粒状化成肥料を、５～６月と９～１０月の間に施します。盛夏は生育が止まるので灌水を少し行う程度にします。 最も香りの良い花を、日中、精油が一番濃縮された状態で収穫するのが理想的で、開花前の花穂を茎元から切り取って陰干しをし、乾燥させます。乾燥した花をハーブバスや、ポプリ、サシェなどに利用するほか、優雅な香りのラベンダー油は香料として香水、オーデコロン、石けんなど広く人々に親しまれています。 イライラ解消・鎮静