渓流の水辺に生育する根わさびの株分け苗です。葉を利用する葉わさびと同じ種類ですが、水辺で生育しているため根が畑わさびより充実し、根わさびを育てるのに適しています。
ビタミンCを多く含み、強力な殺菌力を持ちます。

又、畑に植えても畑わさびとして育てられます。ワサビは数少ない日本原産の植物で、防腐作用や殺菌作用があり、香辛料としてだけではなく昔から食中毒防止、リュウマチや神経痛、捻挫の湿布薬としても用いられてきました。 根わさび

別名	ワサビナ、フスベ、ヒノ、センノ
分類	アブラナ科　ワサビ属/多年草
生育環境	半日陰～日陰の水辺
花期	３～５月
新葉収穫適期	春（３～５月）
備考	-

根わさび育て方 　半日陰の水辺や浅瀬に植栽します。管理が良ければ、溜め水でも栽培は出来ます。夏の直射日光を嫌うので、半日陰の場所に植えるようにします。生育適温は８～２０℃で、夏の高温を苦手とします。３０℃を越えるようなところには置かないようにしましょう。植付けは春、３～４月と秋の９～１１月が適期です。 　根わさびとして栽培するためには川砂を使って流水で育てるのが良いですが、溜め水で育てる場合は、直射日光が当たると水温が上昇する上に、早く水が傷みますのでこまめな水替えが必要となります。貯める水の量は表土から2cmほど上に水位が来るくらいが適切です。又、タネを採取したり、花を観賞しない場合はつぼみを早めに摘花します。 　畑栽培の場合は、良質の有機質肥料と緩効性の化成肥料を元肥として混ぜておきます。植付け間隔は２５cmほどで、植付け時は植え穴にタップリ潅水し、深植えにならないように注意して下さい。 　花ワサビ、葉ワサビの収穫は４～５月です。

移植難易度

中

わさび食べ方 新葉の収穫は、花の咲く時期の３月～５月頃が旬です。ワサビは、辛味と香りが持ち味で、塩もみして熱湯をかけ、冷やしてお浸し酢の物、粕漬けなどにしても辛味と香りが良く美味。葉ワサビの根はあまり期待できませんが、あえて収穫するとすれば風味が乏しくなる結実期の４月～７月は避けたほうが良いようです。

規格	ポット苗（9ｃｍ）×２鉢